Born Fire
ボーン・ファイア
LE SSERAFIM
ル・セラフィム
のかなルビと歌詞和訳
LE SSERAFIMの「Born Fire」は韓国語・英語・日本語の3ヶ国語が織りなす詩的な楽曲です。火の誕生と再生をテーマにした哲学的な内容を、カナルビと完全和訳で解説します。
[パート1]
はなうぃ ぶり てぎょなった
하나의 불이 태어났다
一つの火が生まれた
ざ ふれいむ えんがるふど ざ さいれんす すぷりってぃん あぱーと ざ だーく
*The flame engulfed the silence, splitting apart the dark*
*炎は静かな場所を包み込んで、暗闇を引き裂いた*
ひは とどかない たいようの まぼろしを おいかけて おおきくなった
**⽕は届かない太陽の幻を追いかけて⼤きくなった**
**届かない太陽の幻を追いかけて火はどんどん大きくなっていった**
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[パート2]
からじん とぅもろ っそたじぬん くぇおんうむ
갈라진 틈으로 쏟아지는 굉음
割れた隙間から大きな音が溢れ出してくる
ぬぬる てうぬん ちゃるなうぃ そんくぁん
눈을 태우는 찰나의 섬광
目を焼くような一瞬の光
うつくしい ゆらめきに さそわれ より おおきく もえあがることだけが そんざいの りゆうだと しんじていた
*美しいゆらめきに誘われより大きく燃え上がることだけが存在の理由だと信じていた*
*美しく揺れる炎に誘われて、ただただ大きく燃えることだけが自分の存在理由だと信じていた*
いん ざ えんど いっと でぃばうあど いっとせるふ あんど すきゃたーど とぅ あっしず
あ ぱらどきしかる いぐじすてんす
あ ばにっしんぐ ぽいんと おぶ ぶるー らいと いん ふぁいないと たいむ
**In the end, it devoured itself and scattered to ashes
A paradoxical existence
A vanishing point of blue light in finite time**
**結局、その炎は自分自身を食い尽くして灰になって散らばった
矛盾した存在
限られた時間の中で消えていく青い光の一点**
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[パート3]
はなうぃ ぶるん じぇが どぇおった
하나의 불은 재가 되었다
一つの火は灰になった
もどん ごし むろなん こよ
모든 것이 물러난 고요
すべてが引いていった静けさの中で
すんがぐぁ よんうぉに まんむりぬん ぶるぴょぬい しごん
순간과 영원이 맞물리는 불변의 시공
一瞬と永遠が重なり合う変わらない時と空間
「瞬間と永遠が噛み合う」:一瞬の出来事と永遠の時間が交差する神秘的な瞬間を表現
ざ ねいむ ざっと りざうんず ふろむ ざ ろうえすと でぷす
ざ さいん おぶ いぐじすてんす えっちど おんとぅ ざ そうる
*The name that resounds from the lowest depths
The sign of existence etched onto the soul*
*いちばん深い底から響き渡る名前
魂に刻まれた「私はここにいる」というしるし*
「魂に刻まれた存在の証」:深い記憶や影響として残る痕跡を表す比喩
ひは はいの なかから ひだねとして ふたたび めを さます
**⽕は灰の中から⽕種として再び⽬を覚ます**
**火は灰の中から小さな火種として再び目を覚ます**
「火種」(ひだね):消えかかった火の種、ここでは再生の可能性を秘めた存在を表します
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[パート4]
ざ えんばー うぃず いっつ れじりえんと ひーと めるつ ざ こーす ぐれいんず とぅ とらんするーせんす
The ember, with its resilient heat, melts the coarse grains to translucence
強い熱を持つ火種は、粗い砂を溶かして透き通らせる
やみの かたすみで みちに まよった ひとみを てらした
*闇の⽚隅で道に迷った瞳を照らした*
*暗闇の片隅で道に迷った人の目を照らした*
きょうる すぷる へめどん あいうぃ おろぶとぅん ぱるる かんっさった
あいぬん じゃくん すむる ねべっそった
**겨울 숲을 헤매던 아이의 얼어붙은 발을 감쌌다
아이는 작은 숨을 내뱉었다**
**冬の森をさまよっていた子供の凍えた足を温かく包んだ
子供は小さな息を吐いた**
くりはよ すみ ぶるる ぱるきひおった
***그리하여 숨이 불을 밝히었다***
***そして、その息が火を明るく灯した***
ひだねは あつい いきによって ふたたび もえあがる
*⽕種は熱い息によって再び燃え上がる*
*火種は熱い息を受けて再び燃え上がる*
あっと らすと ざ ふれいむ いず ぼーん
At last, the flame is born
ついに、新しい炎が生まれた
この曲の解説
この曲は「火」をテーマに、炎の誕生、消滅、そして再生という循環を詩的に表現しています。火が生まれ、燃え上がり、自らを食い尽くして灰になり、そしてまた小さな火種から生まれ変わるという物語です。命の儚さと永続性、存在の意味を象徴的に描いています。
アーティスト情報
LE SSERAFIM(르세라핌)- キム・チェウォン、ホ・ユンジン、宮脇咲良、カズハ、ホン・ウンチェの5人組ガールズグループです。