けっかおーらい (Kekka Orai)
けっかおーらい
こっちのけんと (Kocchi No Kento)
こっちのけんと
の和訳・カナルビ【パート分け付き】
『けっかおーらい (Kekka Orai)』はこっちのけんと (Kocchi No Kento)の日本語楽曲です。 このページでは日本語訳(和訳)、カナルビ(発音ガイド)、、歌詞の意味を詳しく解説します。 「結果オーライ」というフレーズと「月下往来」を掛け合わせた言葉遊びと、現代社会での自己実現のテーマが特徴的な楽曲です。
け、けっ-か-おー-らい
け、けっかおーらい
け、けっかおーらい
「結果オーライ」=最終的な結果が良ければ過程は問わないという意味の言葉遊び
けっ-か-おー-らい
けっかおーらい
けっかおーらい
け、けっ-か-おー-らい
け、けっかおーらい
け、けっかおーらい
け、けっ-か-おー-らい
け、けっかおーらい
け、けっかおーらい
けっ-か-おー-らい
けっかおーらい
けっかおーらい
け、けっ-か-おー-らい
け、けっかおーらい
け、けっかおーらい
こ-う-いん-しょ-う-な のー-び-す-か-ら
好印象なノービスから
いい印象の新人から
こ-ろ-が-る す-たー-に
転がるスターに
出世していくスターになって
ば-ら-ま-い-た や-さ-し-さ-の そ-と-に て-を の-ば-し-て
ばらまいた優しさの外に手を伸ばして
優しさをばらまいた外側へ手を伸ばしてく
こ-う-いん-しょ-う-な のー-び-す-か-ら
好印象なノービスから
いい印象の新人から
こ-ろ-が-る す-たー-に
転がるスターに
出世していくスターになって
め-で-た-し-な す-とー-りー
めでたしなストーリー
めでたしめでたしの物語
お-ど-り は-ね の-ば-し-て
踊り羽伸ばして
踊りながら羽を広げてく
き-み-の ひ-と-み-が た-す-け も-と-め-て-る
君の瞳が助け求めてる
お前の目は「助けて」って言ってる
だ-れ-こ-れ か-ま-わ-ず み-な-が う-え-て-る
誰これ構わず皆が飢えてる
誰だって関係なく みんな飢えてんだ
め-の し-た の く-ま し-わ-の あ-る ま-す-く
目の下のクマシワのあるマスク
目の下のクマ シワだらけのマスク
よ-れ-て-る すー-つ み に ま-と-う るー-る
ヨレてるスーツ身に纏うルール
ヨレヨレのスーツ 身にまとう社会のルール
せ-い-ぎ-の こ-う-て-い なん-せん-す-な い-の-ち-で
正義の肯定ナンセンスな命で
正義みたいなこと言って 意味ない命で
かん-ばん つ-き-や-ぶっ-て とん-じゃっ-て えー-で
看板突き破って飛んじゃってええで
看板ぶち破って 飛び出しちゃえよ
そ-れ-で-こ-そ ぐっ-ど (ぐっ-ど)
それでこそ good (Good)
そうしてこそ いいんだよ (いいね)
あ-と-て に ま-わ-れ-ば ぶー-む! (ぶー-む!)
後手に回れば boom! (Boom!)
遅れをとったら 爆発だ! (バーン!)
ぎ-ぶ みー ゆ-あ
Give me your
俺によこせ
ぎ-ぶ みー ゆ-あ
Give me your
俺によこせ
けっ-けっ-か-おー-ら-い!
けっけっかおーらい!
けっけっかおーらい!
「おっ-と!」ま-よ-え-る お-れ-た-ち-の ひー-ろー
「おっと!」迷える俺たちのヒーロー
「おっと!」迷ってる俺たちのヒーロー
も-う と-ま-れ-な-い きー-ぷ お-ふ, きー-ぷ お-ふ
もう止まれない keep off, keep off
もう止まれない 近づくな、近づくな
く-ろ-う-を そ-の-て に な-に-を に-ぎ-ろ-う
苦労をその手に何を握ろう
苦労してきたその手に 何をつかむんだ
げっ-と, げっ-と じ-す! "おー-る ら-い-と"
Get, get this! "All right"
手に入れろ、これを! 「大丈夫さ」
げっ-と じ-す! "おー-る ら-い-と"
Get this! "All right"
手に入れろ、これを! 「大丈夫さ」
お-と-ぎ-ば-な-し お-れ-た-ち-の ひー-ろー
御伽話俺たちのヒーロー
おとぎ話の 俺たちのヒーロー
も-う と-ま-れ-な-い きー-ぷ お-ん, きー-ぷ お-ん
もう止まれない keep on, keep on
もう止まれない 進め、進め
み-の-ほ-ど-に-も あ-う そ-の-ひ を ね-が-う-か-ら
身の程にも合うその日を願うから
分相応な日が来ることを願うから
こん-げ-つ、げっ-か-お-う-ら-い
今月、月下往来
今月、月の下を行き交う
「月下往来」=月明かりの下での行き来、「結果オーライ」との掛け言葉
ぼ-く-ら-は も-う あ-き-ら-め-た-の
僕らはもう諦めたの
俺たちはもう諦めたんだ
き-し-む あ-す を え に か-い-て
軋む明日を絵に描いて
軋む明日を想像して
ぼ-く-ら-は も-う み-に-つ-け-た-の
僕らはもう身につけたの
俺たちはもう慣れちゃったんだ
き-し-む あ-す を た-だ あ-る-い-て
軋む明日をただ歩いて
軋む明日をただ歩くことに
も-う お-そ-い-の-は わ-かっ-て-る
もう遅いのは分かってる
もう遅いってわかってる
ま-わ-り を と-おっ-て い-く
まわりを通っていく
周りを人が通り過ぎてく
な-り-た-い も-ん に なっ-て-い-る
成りたいもんに成っている
なりたいものになれた人たち
みん-な-が と-おっ-て い-く
みんなが通っていく
みんなが通り過ぎていく
な-れ-な-い も-ん に なっ-て-い-く
成れないもんに成っていく
なれないものにもなっていく
ぼ-く-の か-え-り-み-ち に こ-ろ-がっ-て
僕の帰り道に転がって
俺の帰り道に転がり倒れてる
つっ-ぷ-し-て-い-る ぼ-く-の か-の-う-せ-い へ
突っ伏している僕の可能性へ
俺の可能性に向かって
わ-す-れ-て き-た-の-に お-も-い-だ-し-た
忘れてきたのに思い出した
忘れてきたはずなのに思い出しちゃった
か-ら-だ-に い-た-み-が く-る ま-え-に に-げ-だ-し-て く-る
体に痛みが来る前に逃げだして来る
体が痛くなる前に逃げ出してくる
か-れ-に わ-れ-さ-き-に た-ち-さ-る なー-ど に
彼に我先に立ち去るナードに
自分より先に立ち去るオタクに
さ-し-あ-げ-た-の-に い-ま の じ-ゆ-う と-は な-に?
差し上げたのに今の自由とは何?
あげたはずなのに 今の自由って何?
か-こ-の じ-ぶ-ん の "ま-ま"-に
過去の自分の "まま"に
昔の自分の"まま"で
せ-い-ぎ-の こ-う-て-い なん-せん-す-な い-の-ち-で
正義の肯定ナンセンスな命で
正義みたいなこと言って 意味ない命で
かん-ばん つ-き-や-ぶっ-て とん-じゃっ-て えー-で
看板突き破って飛んじゃってええで
看板ぶち破って 飛び出しちゃえよ
そ-れ-で-こ-そ ぐっ-ど (ぐっ-ど)
それでこそ good (Good)
そうしてこそ いいんだよ (いいね)
あ-と-て に ま-わ-れ-ば ぶー-む! (ぶー-む!)
後手に回れば boom! (Boom!)
遅れをとったら 爆発だ! (バーン!)
ぎ-ぶ みー ゆ-あ
Give me your
俺によこせ
ぎ-ぶ みー ゆ-あ
Give me your
俺によこせ
けっ-けっ-か-おー-ら-い!
けっけっかおーらい!
けっけっかおーらい!
「おっ-と!」ま-よ-え-る お-れ-た-ち-の ひー-ろー
「おっと!」迷える俺たちのヒーロー
「おっと!」迷ってる俺たちのヒーロー
も-う と-ま-れ-な-い きー-ぷ お-ふ, きー-ぷ お-ふ
もう止まれない keep off, keep off
もう止まれない 近づくな、近づくな
く-ろ-う-を そ-の-て に な-に-を に-ぎ-ろ-う
苦労をその手に何を握ろう
苦労してきたその手に 何をつかむんだ
げっ-と, げっ-と じ-す! "おー-る ら-い-と"
Get, get this! "All right"
手に入れろ、これを! 「大丈夫さ」
げっ-と じ-す! "おー-る ら-い-と"
Get this! "All right"
手に入れろ、これを! 「大丈夫さ」
お-と-ぎ-ば-な-し お-れ-た-ち-の ひー-ろー
御伽話俺たちのヒーロー
おとぎ話の 俺たちのヒーロー
も-う と-ま-れ-な-い きー-ぷ お-ん, きー-ぷ お-ん
もう止まれない keep on, keep on
もう止まれない 進め、進め
み-の-ほ-ど-に-も あ-う そ-の-ひ を ね-が-う-か-ら
身の程にも合うその日を願うから
分相応な日が来ることを願うから
こん-げ-つ、げっ-か-お-う-ら-い
今月、月下往来
今月、月の下を行き交う
け、けっ-か-おー-らい
け、けっかおーらい
け、けっかおーらい
け、けっ-か-おー-らい
け、けっかおーらい
け、けっかおーらい
け、けっ-か-おー-らい
け、けっかおーらい
け、けっかおーらい
け、けっ-か-おー-らい
け、けっかおーらい
け、けっかおーらい
け、けっ-か-おー-らい
け、けっかおーらい
け、けっかおーらい
け、けっ-か-おー-らい
け、けっかおーらい
け、けっかおーらい
けっ-けっ-か-おー-ら-い!
けっけっかおーらい!
けっけっかおーらい!
『けっかおーらい (Kekka Orai)』の意味と解説
『けっかおーらい』というタイトルには「結果オーライ」という「最終的な結果が良ければ過程はどうでもいい」という日本語の慣用句と、「月下往来(げっかおうらい)」という「月明かりの下での行き来」を意味する言葉を掛け合わせた言葉遊びが込められています。この曲は現代社会での自己実現と理想と現実のギャップをテーマにしています。タイトルには、現代社会の結果主義と、その中で迷い彷徨う人々の姿が象徴的に表現されています。
歌詞に込められた意味
歌詞の中で登場する「好印象なノービスから転がるスター」という表現は、社会の中で成功を目指す人々の姿を表しています。「迷える俺たちのヒーロー」というフレーズからは、進むべき道を見失いながらも、理想の自分像を追い求める現代人の姿が読み取れます。
また、「目の下のクマ」「シワのあるマスク」「ヨレてるスーツ」という表現からは、社会の中で消耗していく人々の姿が描かれています。「もう止まれない」というフレーズは、一度始めたレースから降りられない現代社会の窮屈さを象徴しています。
「軋む明日」という繰り返される表現は、未来への不安や違和感を表しており、「身の程にも合うその日を願う」という言葉には、無理のない自分らしい生き方への憧れが込められています。
曲の構成とパート分け
『けっかおーらい』は、以下のような構成で成り立っています。各パートの特徴と魅力を解説します。
- イントロ: 「けっかおーらい」というフレーズを繰り返すことで、曲のテーマを印象付けています。
- ヴァース: 現代社会での成功と自己実現の姿を描写し、その裏側にある消耗や疲労感を表現しています。
- プリコーラス: 社会の枠組みから飛び出すことへの誘いと、それができない場合の「爆発」を予告しています。
- コーラス: 「迷える俺たちのヒーロー」というフレーズで、理想と現実の間で揺れ動く姿を象徴的に表現しています。
- ポストコーラス: 「御伽話」というフレーズを使うことで、理想が単なる幻想である可能性を示唆しています。
- アウトロ: イントロと同様に「けっかおーらい」を繰り返すことで、曲全体を円環的に締めくくっています。
全体を通して、現代社会の中で理想を追い求めながらも疲弊していく人々の姿が描かれており、「結果オーライ」という言葉の皮肉さと、「月下往来」のような彷徨う様子が重ねられています。特にコーラス部分では「もう止まれない」という表現が強調され、一度始めたレースから降りられない窮屈さが印象的です。